乳がんのホルモン療法中の大豆イソフラボン摂取について

 

 

 

今回は、エストロゲン(女性ホルモン)を抑えている治療中にエストロゲンと似た働きを持つとされている

イソフラボンを摂取しても良いものか調べてみました。

 

私は3年前に右乳房全的手術をしました。私の乳がんは「ホルモン受容体陽性」という

エストロゲン(女性ホルモン)を栄養として増殖するタイプでした。

この乳がんではホルモン療法が有効のため、術後は閉経後の患者に対して処方されるアロマターゼ阻害薬を

服用することになりました。

 

 

副作用

 

 

このホルモン療法の副作用として関節のこわばり・関節痛・骨量低下があります。

服用から3年が経過した私の場合、起床時に関節のこわばり、同じ姿勢を長く続けていた後、次の

動作に移るとき関節痛を感じることが多くなりました。

骨量低下に関しては術後年1回、骨密度の測定を行っています。幸いなことに今のところ骨量低下は

みられません。とはいえ、骨密度は加齢により徐々に低下するうえ、薬の服用も数年単位で続くため

通常の人に比べると骨粗鬆症のリスクは高くなります。

 

 

イソフラボン

骨粗鬆症の予防方法として一般的に食事・適度な運動・日光浴を行うと良いとされています。

また、大豆に含まれる「イソフラボン」は更年期の改善や骨粗鬆症に対して予防効果があるとされています。

私は乳がん発症前まで食事・適度な運動・日光浴の他に、大豆プロテインを含むサプリを飲んでいました。

この効果からか更年期障害もさほど出ることなく過ごせていました。

今のところ骨量低下がみられないのはこのサプリの効果もあるのではと感じていました。

術後にはサプリの再開をしようとしたのですが、

「イソフラボン」はエストロゲンに似た構造をしています。サプリとしてホルモン療法中に摂って

良いものかどか疑問を持ち、調べてみました。

通常の食事で大豆イソフラボンを使用した食品の摂取により乳がんの発症リスクが下がる可能性はあるようです。

一方、再発リスクに関しての研究はとても少ないことがわかりました。その中で、サプリメントの形で

多量に摂ることについては安全性の証明・効果も不明とありました。

これらの事からホルモン療法中や終了後においても再開はしないことにしました。

 

 

今後は骨粗鬆症の予防のために、大豆食品を取り入れたバランスの良い食生活・適度な運動・日光浴を

しっかりしていくことが重要だとあらためて実感しました。

ホルモン療法は長い期間をかけて治療効果を及ぼすものですから、一日あたりの副作用は小さくても

毎日毎日の副作用が延々と続いていくわけです。これから先の生活の質を低下させることが

ないよう努力していきたいと思います。